自分に合ったベストな自己処理方法って何だろう?また、メリットやデメリットって?

サロンやクリニックの脱毛に興味があっても、思い切って施術を受ける決心がつかない人も多いかもしれません。

脱毛のパンフレットなどを見ながら、長いこと迷っている人もいるでしょう。

実際、いざ脱毛しようと思ってもどこのサロンやクリニックで施樹するのがベストなのかわからない方も多いと思います。

そんな方に今回は脱毛の基礎をご説明していきますので脱毛する際の参考になればと思いますのでよろしくお願いします。

まず、脱毛とはどういった意味かお分かりですか?

脱毛とは・・

① 毛が抜け落ちること。 また、抜けた毛髪。 抜毛。

 ② 美容上の理由で毛を抜いたりすること。

脱毛って何種類あるか知っていますか?

カミソリやシェーバーなどでの自己処理を入れると大きく分けて4種類あります。

脱毛期間 施術回数
光脱毛 2年~3年 12~18回
医療脱毛 1年半~2年 5~8回
ニードル脱毛 1~2年 5~18回
自己処理脱毛 永久 無限

光脱毛・医療脱毛・ニードル脱毛・自己処理という脱毛方法の違いによって、脱毛期間や脱毛回数に大きな違いがあるのでもう少し深掘りしてみたいと思います。

光脱毛とは・・・

光脱毛はフラッシュ脱毛とも呼ばれ、毛の黒い色素(メラニン色素)に反応して発生した熱によって発毛細胞の働きを抑制する方法。

脱毛サロンや家庭用脱毛器で利用されており、一時的な抑毛・制毛効果が期待できます。

光脱毛は大きく分けて3種類あります。

IPL式脱毛

IPL脱毛は、Intense Pulse Light(インテンスパルスライト)の略で、多くの脱毛サロンで使われている脱毛方法。

では、どんな特徴やメリット及びデメリットがあるのでしょう!

IPL脱毛は、毛根の黒い部分であるメラニン色素に光を当てて、ダメージを与え続けることで発毛を抑制していく脱毛方法です。

黒いメラニン色素に反応するため、特に太くて黒い毛に効果を発揮します。

光脱毛は「毛周期」に合わせた脱毛法のため、23ヵ月間隔で脱毛をする必要があるのが特徴です。

成長期・・毛が成長する時期。
退行期・・毛根から毛が離れている状態で引っ張ると簡単に抜ける時期。
休止期・・次の毛を生やす準備をする期間で生えていない状態。

IPL脱毛のメリット3選
  • ムダ毛の体質に関係なく効果が期待できる
  • 施術時間が短い
  • 美肌効果も期待できる
IPL脱毛のデメリット2選
  • 日焼けした肌や色黒肌、ほくろ部分には照射できない
  • 産毛などの脱毛には向かない
PL脱毛がおすすめな方
  • 脱毛初心者な方
  • 全身脱毛を考えている方
  • 脇やVIOが気になる方
  • 早く脱毛したい方

SSC式脱毛

SSC脱毛は、イタリアの有名医療メーカーDEKA社が開発した、クリプトンライトという光と、ビーンズジェルと呼ばれる特殊なジェルを用いる脱毛方式。

SSC脱毛とはビーンズジェルの作用によって制毛・抑毛して毛を生えにくくすることで脱毛します。

特殊なジェルを使用するため、他の脱毛方式に比べて肌に優しく刺激が少ないのがSSC脱毛の特徴の一つです。

SSC脱毛のメリット5選
  • 痛みが少ない!
  • 肌へのダメージが少なく、敏感肌でもOK!
  • 黒ずみも解消!
  • 最短2週間に1度の施術ができる!
  • 施術時間が短い!
SSC脱毛のデメリット3選
  • 通ってから効果を実感するまで時間がかかる!
  • 肌に塗るジェルが冷たい!
  • 日焼け・地黒肌の施術は基本難しい!
SSC脱毛がおすすめな方
  • 痛みに対して不安をお持ちな方
  • VIOの脱毛をためらっている方
  • 脱毛に通いたいけど肌が敏感で肌が荒れるかもと心配している方
  • プライベートの時間が少なく方
  • 脱毛に使う時間をなるべく少なくしたい方

SHR式脱毛

SHR脱毛とは、Super Hair Removal(除去)脱毛の略称で、仕上がりの良さや完了までのスピード感、痛みの少ないことなど、理想的な脱毛方法と言われています。

脱毛サロンで一般的なIPL脱毛やSSC脱毛は、毛乳頭(毛細胞)とつながっている成長期の毛・毛根(黒いメラニン色素)にアプローチする脱毛法。

一方、SHR脱毛は毛根ではなく、バルジ領域(毛が生えるように指令を出す部位)と毛包自体にダメージを与えます。

SHR式脱毛のメリット4選
  • 産毛にも脱毛効果あり!
  • ホクロや日焼け部分にも照射可能!
  • 痛みが少ない!
  • 脱毛完了が早い!
SHR脱毛のデメリット2選
  • SHR脱毛を採用しているサロンやクリニックが少ない!
  • 脱毛効果を実感までに時間がかかる!
SHR式脱毛がおすすめな方
  • 痛みに対して抵抗がある方
  • 産毛まで脱毛したい方
  • 高い頻度で全身脱毛に通いたい方

医療脱毛とは・・

医療脱毛は、毛穴の毛根付近の発毛細胞を破壊し、その毛穴から毛が再び生えてこないようにする脱毛方法です。

具体的な方法としては、医療レーザー脱毛やニードル脱毛(針脱毛)があります。

細胞の破壊は医療行為に当たるため、医師や看護師などの医療従事者にのみ許可されている施術です。

発毛組織が破壊された毛穴から毛が再生する可能性は低いと言われている

医療脱毛は大きく分けて3種類あります。

アレキサンドライトレーザー

アレキサンドライトレーザーは、日本人の肌質や毛質に合ったレーザーだと言われており、シミやそばかすの治療にも使用されるレーザーです。

アレキサンドライトレーザーのメリット5選
  • 他の脱毛機に比べて照射回数を抑えられる!
  • 施術時間が短時間!
  • 永久的に脱毛できる!
  • 美容効果も望める!
  • 安全性が高い!
アレキサンドライトレーザーのデメリット3選
  • 肌の色によって効果に差がでる!
  • 産毛には反応しにくい!
  • 痛みがある!
アレキサンドライトレーザーがおすすめな方
  • 早く効果的に脱毛を完了したい!
  • コスパ重視の脱毛がしたい!
  • ワキや腕など黒いムダ毛の脱毛をしたい!
  • 美肌効果も得たい!
  • 肌が黒くない、日焼けしていない

ダイオードレーザー

ダイオードレーザーは、アレキサンドライトレーザーに次いでメジャーな種類のレーザーです。

ダイオードレーザーを使用している機械には2種類あり、ショット式(熱破壊式)と蓄熱式があります。

まず、ショット式の方はメラニン色素に反応し、剛毛な人も高い脱毛効果を実感することができます。

蓄熱式は色黒肌や日焼け肌、産毛にも蓄熱式は効果的のため痛みを抑えて脱毛したい人に昨今、人気が高まってきています。

また、ショット式と異なり、ほくろを避けずに照射することも可能です。

アレキサンドライトレーザーのように美肌効果は特にありませんが、ショット式は剛毛な人でも効果を感じられ、蓄熱式は痛みが少ないなど、様々なメリットのあるレーザーとなっています。

ダイオードレーザーのメリット6選
  • お肌に不安のある方
  • レーザー照射に比べて痛みが少ない
  • 産毛への脱毛効果が高い!
  • 日焼け肌・色黒肌でも施術可能!
  • 幅広の照射口だから施術時間が短縮!
  • 打ち漏れ・当て漏れリスクが少ない!
ダイオードレーザーのデメリット3選
  • 白髪は照射不可!
  • 効果が表れるのが比較的遅い!
  • 剛毛への効果は他の医療脱毛に劣る!
ダイオードレーザーがおすすめな方
  • お肌に不安のある方
  • 痛みが苦手な方
  • 仕事やプライベートが忙しく時間がない方
  • 日焼け肌・色黒肌な方

ヤグレーザー

ヤグレーザーは、脱毛する際に初めから使われることは少ないレーザーです。

どういうことかと言うと、波長がアレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーよりも長いので、レーザーが肌の奥まで届きやすくなっており、深いところにある毛乳頭へ熱を与えたり、硬毛化した毛を脱毛するのに向いています。

ヤグレーザーのメリット6選
  • 肌の黒い人や日焼け肌でも脱毛可能!
  • VIOに効果あり!
  • うぶ毛への効果もあり!
  • 美肌効果あり!
ヤグレーザーのデメリット3選
  • レーザーが奥まで届く分、痛みが強い!
  • 導入している医療クリニックが少ない!
ヤグレーザーがおすすめな方
  • 永久脱毛を実現したい!
  • VIOや男性のヒゲを脱毛したい!
  • 美肌効果も得たい!
  • 色素沈着がある部分の脱毛をしたい

ニードル脱毛とは・・

ニードル脱毛は、電気が流れる針を使用して行う脱毛方法。

現在は、ニードル脱毛をやっているお店は少ないですが、よく探してみると、少しだけ残っているようです。

ニードル脱毛のメリット5選
  • 肌質・肌色を問わない!
  • 毛が薄い・細い方でも効果あり!
  • 脱毛の調整がしやすい!
  • 顔脱毛にも適している!
  • 即効性がある!
ニードル脱毛のデメリット3選
  • レーザーが奥まで届く分、痛みが強い!
  • 導入している医療クリニックが少ない!
ニードル脱毛がおすすめな方
  • ホクロ毛を永久脱毛したい方
  • レーザー脱毛後の残った白髪をなんとかしたい方
  • ヒゲやVIO、眉毛の形を整えたい方
  • レーザー脱毛や光脱毛で硬毛化や増毛化になってしまった方
  • レーザー脱毛や光脱毛のコース完了後に数本だけ生えてくる毛を処理したい方

自己処理脱毛とは・・

一般的によくおこなわれる自己処理脱毛には、どのような方法があるのでしょうか。

剃る

自己処理脱毛で一般的なのがムダ毛を「剃る」。

手軽にコンビニやドラッグストアで購入できる反面、鋭利な刃物を使っておこなう方法のため肌表面に細かな傷をつけたり、出血するリスクの高い方法です。

代表的なもの、カミソリやシェーバー!

抜く

直接ムダ毛をピンセットや毛抜き使用し、処理する方法です。

広い範囲に対応するため、テープを使って抜く方法もあります。身近なグッズで繰り返し処理できるため、手軽に抜く方法をとりがちですが、痛み伴う方法でもあります。

代表的なもの、ピンセットや毛抜き、テープ類!

塗る

脱毛専用のクリームなどを塗布しておこなう方法。

専用アイテムをネットやドラッグストアなどで購入する必要があり他の自己処理脱毛と比べると、ややコストが高くなってしまいます。

独特の刺激臭があるため、においに敏感な方は向いておりません。

また、ムダ毛に薬品を浸透させるための放置時間なども必要。個人差はありますが、使用する薬品によってはピリピリとした刺激を感じることもあります。

代表的なもの、除毛クリーム

巻き取る

自宅向けの脱毛専用機器のなかには、ローラー状に動く機器で顔の産毛などを巻き取って脱毛をするものがあります。

一度に複数のムダ毛に対応できるうえに、滑らすように動かすだけで自動的に脱毛ができるのが特徴。

しかし、ムダ毛を巻き取って引き抜くため強い痛みを感じやすくなります。

自己処理脱毛のメリット5選
  • 隙間時間でムダ毛処理ができる!
  • 他の脱毛方法より安価!
  • 毛が生えてくるまでの間が長い!
自己処理脱毛のデメリット3選
  • 肌トラブルのリスクが高い!
  • ジョリジョリ感が残る!
  • 痛みが伴う!
  • カミソリ負けし肌に傷跡を作ってしまう可能性がある
自己処理脱毛がおすすめな方
  • 早く処理したい方
  • 脱毛にお金をかけたくない方
  • 通うのが面倒な方

まとめ

脱毛の種類には、光脱毛、医療レーザー脱毛、ニードル脱毛、自己処理脱毛といったものがあります。

それぞれにメリットデメリットがあるため、どの方法が良いのかは人によって異なりますので、まずは自分にとって最適な脱毛方法を選択することが、とても大切です。

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