数ある脱毛部位の中でも、人に一番、相談しにくいのがVIO。
こんな疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
- 「そもそもVIOを処理すべき?」
- 「VIO脱毛の自己処理の方法がわからない」
- 「VIO脱毛したほうがいい?」
など、悩みが尽きない部位です。
この記事はVIOを自己処理するやり方や、チクチクしないコツなどを解説。自己処理のリスクについてもご紹介していきます。
VIOの脱毛を自己処理でやりたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
VIO脱毛は自己処理できる?
VIOとは、Vライン、Iライン、Oラインの3部位をまとめた、脱毛でも親しまれている箇所です。
部位名 | 位置 | 特徴 |
Vライン |
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VIOの中で一番毛が太い部位 形を好みにあわせて整える方が多い |
Iライン |
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見えにくいため自己処理がしづらい、処理することで生理中も衛生的に保てる |
Oライン |
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Iラインと同じく自己処理がしづらい、排泄物が付着するなど、不衛生になるやすい |
VIOをお手入れしたいけれど、脱毛サロンやクリニックに行くのは恥ずかしいから自分で処理したい方も多いはずです。
VIO脱毛は、自己処理でも可能です。
自己処理用のシェーバーや家庭用脱毛器なども販売されているため、自宅でも気軽に自己処理ができるでしょう。
VIO脱毛するメリット
VIOを自己処理することで以下のメリットがあります。
- 常にVIOをきれいに保てる
- コストがかからない
脱毛サロンやクリニックで脱毛をする場合、2〜3ヶ月期間を空けて通うこと。
自己処理であれば、気になった時いつでも脱毛できるため、常にきれいな状態を保てます。
特にVIOのかゆみなどが起こりやすい、生理中には、自己処理でVIOを脱毛することで不快感を軽減できます。
また、脱毛サロンやクリニックで脱毛をするとまとまったコストがかかりますが、自己処理であれば数千円の電気シェーバー等で済みます。
コストを抑えて気軽にVIO脱毛をしたい人には、自己処理がおすすめです。
ただし、間違ったやり方で自己処理をしてしまうと、かゆみや黒ずみの原因になってしまう場合もあります。
VIOは特にデリケートな部位であるため、正しい自己処理方法をマスターしましょう。
VIO(アンダーヘア)での自己処理方法
VIOの自己処理をする際、毛抜きやカミソリを使うと肌を傷つけてしまう可能性があります。
まずは、VIOを自己処理でツルツルにするやり方を3つ紹介します。
- 簡単にセルフでできる方法
- Iライン(ビキニライン)を自己処理する方法
- チクチクしない正しい自己処理のやり方ここにコンテンツを記載
簡単にセルフでできる方法
自己処理でVIO脱毛をする際は、カミソリや電気シェーバーを使用するの方法。
毛抜きや除毛クリームは、手軽に使えるものですが、きちんとケアしないと、埋もれ毛や肌トラブルの原因となるためおすすめしません。
また、カミソリや電気シェーバーを使用する際は、それ以外に以下のものも用意しましょう。
- はさみやヒートカッター
- 保湿クリーム
シェーバーで剃る前に、毛が長い部分ははさみでカットしましょう。
VIOをツルツルにしたいならはさみでよいですが、形を整えて残す程度ならヒートカッターがおすすめです。
ヒートカッターには以下のようなメリットがあります。
- 毛の断面が丸くなるため、自己処理後のチクチクを防げる
- 長さを残して少しずつ処理できる
ヒートカッターは慎重に処理をする必要があるので、Iラインにも向いています。
一方で、毛束を少しずつつまみ、熱された鉄線に当てる方法なので、VIO以外に使うには時間がかかりすぎるというデメリットもあります。
毛を熱するため、焦げるような匂いが苦手と感じる方もいるかもしれません。その場合は、しっかりと換気をおこなってください。
また、自己処理のあとは、普段以上に保湿を念入りにおこないましょう。
保湿クリームがなければ、乳液やオイルでの保湿もおすすめです。
続いて、カミソリと電気シェーバー、それぞれで自己処理をする際のポイントなどを解説します。
カミソリを使用した自己処理方法
カミソリは水場で使用できるものも多く、お風呂に入ったタイミングで処理できて、きれいに仕上がるのが魅力です。
ただし、使い方を間違えると、肌トラブルにつながってしまう場合もあります。
カミソリを使用した自己処理のメリットとデメリットは下記になります。
- 一度に広範囲の手入れができる
- 手軽に購入・使用ができる
カミソリはドラッグストアなどでも簡単に手に入れることができ、一度に広範囲を脱毛できます。
その一方で、肌トラブルが起こりやすいところがデメリット。カミソリでは特にカミソリ負けをする可能性があります。
カミソリ負けは、見た目では無症状に見えても、ヒリヒリと痛みがともなうもの。悪化すると肌に吹き出物などができる場合もあります。
カミソリ負けをはじめとする肌トラブルを避けるためにも、アフターケアはしっかりとおこなう必要があります。
カミソリで自己処理をするやり方は、以下のとおりです。
- 専用のジェルやクリームを塗る
- 毛流れに沿って剃る
肌にそのままカミソリを当ててしまうと、肌へ刺激を与えてしまいます。
そのため、カミソリを使うときは専用のシェービングジェルやクリームを使いましょう。
また、毛流れに逆らって沿ってしまうと、毛穴が目立つ、次に生えてくる毛が太く見える原因になる可能性があります。
必ず毛流れに沿って剃りましょう。お手入れ後は、冷やしたタオルなどを当ててクールダウンした後、保湿を念入りに。
剃り味の悪くなったカミソリは、肌を傷つける恐れがあるので、使わず買い替えましょう。
電気シェーバーを使用した自己処理方法
電気シェーバーは、比較的肌への負担が少ない脱毛方法。VIOの脱毛には、電気シェーバーがおすすめです。 電気シェーバーを使用した自己処理のメリットとデメリットはこちら。
自己処理のメリット | 自己処理のデメリット |
刃が直接触れないため刺激が少ない | カミソリよりやや高額 |
一度購入すれば長く使える | 剃った後にチクチク感が残る場合がある |
細かい部分まで剃りやすい |
電気シェーバーはカミソリと違い、肌に直接刃が触れないため、肌へのダメージを抑えて自己処理ができます。
脱毛サロンでは、お手入れの前の事前処理の方法としておすすめしているところも。VIOの細かい部分も処理しやすい道具です。
電気シェーバーで自己処理をするやり方は、以下のとおりです。
- 長い毛はハサミなどでカットする
- アタッチメントを使い、毛を整える
VIOを電気シェーバーで処理する場合は、毛が乾いた状態で、鏡で処理する部分を見ながら処理することがおすすめです。
新聞紙を敷き、その上にしゃがんで下に鏡を置くとよいでしょう。
電気シェーバーは長い毛を処理することは難しいため、はさみやヒートカッターを使って短く整えます。
Vラインには、広範囲を処理できる、大き目ヘッドのシェーバーがおすすめです。
一方で、IOラインには、細かい部分まで剃りやすい小さめヘッドがよいでしょう!
刃が肌に直接当たらないよう、ガードがついているものもあるため、目的に応じて選んでください。
Iライン(ビキニライン)を自己処理する方法
Iラインは、Vラインのさらに奥、陰部の両サイドに生えている毛のこと。
Iラインは粘膜からも近く、間違ったお手入れでは肌トラブルにつながってしまいます。
Iラインの自己処理には、肌への負担が少ない、カミソリや電気シェーバーがおすすめです。
Iラインは、VIOをツルツルにしたい方は全剃りすると自然な仕上がりになりますが、それ以外の場合だと注意が必要。
Vラインを残し、Iラインをツルツルにすると、前から見たときにVラインだけが浮いたように見えてしまいます。
そのため、VIOをツルツルにしたい方以外は、Iラインの毛を少し残すのがおすすめ。その際のやり方はこちらです。
- 毛が長い部分は、1.5cm程度までカットする
- Iラインの前方3分の1程度を残して剃る
Iラインの前方を、Vラインと繋がるように剃ることで、前から見ても自然な仕上がりになります。
そのとき、少し皮膚を伸ばしながら、Vラインから徐々に細くなるように意識するとよいでしょう。
チクチクしない正しい自己処理のやり方
自己処理で脱毛をすると、毛が少し残ってチクチクしてしまうことがあります。
VIOはとくにチクチクが不快に感じやすい部位。以下の正しい自己処理方法をチェックしましょう。
- なるべく電気シェーバーを使用する
- 保湿ケアを念入りにおこなう
カミソリは便利なアイテムですが、チクチクしてしまう可能性が高いです。
チクチクするのを避けるためにも、電気シェーバーを使うことをおすすめします。
また、肌の乾燥はチクチクと感じる大きな要因です。
お手入れ後の肌は、普段以上に乾燥しやすい状態。かゆみなどの原因にもなってしまうため、保湿をしっかりとおこないましょう。
電気シェーバーを買う前に、アンダーヘアを短くしてみたい人は、はさみでのカットがおすすめです。
アンダーヘアを短くする際には、以下のものがあると便利。
- はさみ
- 手指消毒液(ウェットティッシュでも可)
- 定規
VIOは粘膜に近く、デリケートなため、使用する道具に雑菌がついていると肌トラブルの原因になる場合もあります。
はさみや定規などを、事前にしっかりと消毒しましょう。
また、毛が濡れていると形が分かりづらいため、乾いた状態で行ってください。
はさみは、細かい部分も小回りが効く、刃先の細いタイプが扱いやすくおすすめです。
定規を使って長さを測りながら、長く伸びている箇所を整え、全体を2~3cm程度に整えます。
自然に見せたい人は、Vラインの下の方を3cm程度、お腹に向かっていくにつれて短く整えるときれいに仕上がります。
それだけでも、VIOがすっきりとした印象になるはず。
そこから、もう少し短く整えたい場合は、電気シェーバーを買いましょう。
自己処理後にかゆみとかないの?
手軽にできる自己処理ですが、もちろん以下のようなリスクも考えられます。
- 肌の乾燥やかゆみ
- 痛み
- 埋没毛
いくら肌への影響が少ない電気シェーバーやカミソリを使っても、自己処理後の肌は乾燥しやすくなっていますのでお気をつけください。
自己処理後に肌をそのまま放置すると、かゆみが出る場合もあります。
かゆみを避けるためにも、自己処理後の保湿を徹底しましょう。
化粧水やクリームを少し多めにつけることで、肌の乾燥を和らげ、かゆみを抑えます。
また、かゆみだけでなく、自己処理のリスクには肌の炎症や熱をもつなどのケースも考えられますのでお気をつけください。
自己処理後に肌が熱を持っている場合は、その部位を冷やすことがおすすめ。
肌の炎症を抑えるためにも、脱毛後の激しい運動は控えましょう。
まとめ VIOは自己処理でも脱毛できる
VIO脱毛を自己処理でおこなうことは可能です。
その際は、肌への負担を抑えるためにも、刺激の少ない電気シェーバーを使うことをおすすめします。
はさみやヒートカッターを組みあわせて使うことで、よりきれいに仕上げられるでしょう。
また、自己処理後は肌が敏感になっているため、普段以上に保湿をすることが大切。化粧水やクリームをしっかりと塗ってください。
気軽にできるVIO脱毛ですが、肌トラブルなどのリスクもつきもの。
自己処理だと不安な場合は、脱毛サロンやクリニックを選ぶのも1つの手です。
自分にあった脱毛方法を選んで、理想のVIOを手に入れてください。